世界遺産に魅せられて旅した我が家の旅行記。世界七不思議といわれる遺跡は圧巻!

世界遺産を見に行こう!
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世界遺産を見に行こう!マチュピチュと恐怖のペルー大地震

■「アルマス広場・12角の石」 2007年8月12日(日)Vol.2 クスコ快晴

さて、ここからはクスコ在住のガイド、ウメノさんの案内で市内観光へ向かうことになりました。ところで、クスコの標高は3400メートル。マチュピチュ遺跡は標高2400メートル、ワイナピチュは2690メートル。そう、実はマチュピチュよりもクスコの方が空気が薄いのです!つまり、高山病にかかる危険はマチュピチュよりクスコにいるほうが高いんですねぇ。ちなみに富士山は3776メートル。

標高比較

クスコの街を歩いていると、ここが富士山の頂上とそれほど変わらない高さにあるとはどうしても想像できませんが、だからこそ、「クスコではしゃぎすぎると後から頭痛や吐き気に襲われる」といわれるのですね。ウメノさん曰く、高山病は後からじわじわとやってくるのだとか。出発前に、高山病予防ということでコカ茶をごちそうになり、バスでアルマス広場へ向かいました!


↑バスから見えたクスコの街並み。青空が本当に美しかった!日差しも半端なく強かったですが。


↑山に描かれている絵を発見。その横にはNBの広告が妙に映えていました。

30分ほどでアルマス広場に到着。こちらも美しいのひとことに尽きます!広場内には何人もの警備員が目を光らせており、神聖な広場を守っています。私も、ちょっと芝生に入ったら「ピピッ」と笛で注意されました。


↑こちらはアルマス広場に面して建っているカテドラル。建築に100年もの歳月をかけたという壮大さ!屋根の鐘は南米一の大きさなんだとか。そして、カテドラルに祭られているキリスト像は、地震の神として崇拝されているそうです。あぁ、しっかり手を合わせておけばよかった・・・。


↑あれ?カテドラル前でくつろいでいるのは夫・・・。鳩と一緒にポーズ。警備員さんと一緒にポーズ。最後は空を見上げてポーズ!


↑広場から見渡せるクスコの町並みも、最高に美しかったです。


↑こちらはラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。1650年の地震の後に再建されたものだそうですが、これまた造りが見事です。


↑広場の中心にある噴水が何とも涼しげでした。

続いて、アルマス広場から石壁に囲まれた道を歩いて、12角の石へ向かいました。


↑石の壁に囲まれた細い道が続きます。12角の石を含む石壁が土台となっている宗教美術博物館の入り口に到着。


↑12角の石が組み込まれた石壁と、正面から撮った12角の石。12角という複雑な形にしなくても、普通に四角にして積み重ねればいいのになぜだ?という不思議さから、この石の意味には諸説あります。王の一族12人を象徴しているとか、1年の各月を表しているとか。確かにひとつだけ不思議な形です。しかも他の石とぴったり合わさっているし。その前で、一緒に写真を撮ってもらいました!お礼に何ソルかを渡すのが礼儀(モデル料ですね)。


↑ここでは、歩く人より車が優先なんだとか。だから歩道も狭いのです。走る車はスピードを落とさないので、きたら気をつけてよけなければいけません。さて、暑さも最高潮になって少々バテ気味に。ここで昼食&休憩の時間です。


↑クスコ料理をいただきました。名前は忘れたけど、野菜スープに鳥のからあげ、マッシュポテト、そしてクレープみたいなデザートにコーヒー。コカ茶を頼んだ皆さんに見せてもらってびっくり!なんと、カップのお湯にドカッとコカの葉が浮いています。これは飲みにくいだろうなぁ。ちゃんと味してるのかなと思ったら、やっぱり薄かったそうです(笑)。コーヒーは美味しかった!それから、水もガスなし・ガス入りを選べて頼めます(水は全て別料金。でも、ガス入りも同じ値段なのが嬉しい)。スペイン語で、ガスなしはシンガス、ガス入りはコンガスと言います。

そうそう、ウメノさんから教わったんですが、高山病予防には腹八分目がいいそうです。食べ過ぎると、血液が消化ばかりに使われて、頭などその他の部分に血液が十分まわらなくなり、呼吸が浅くなってくるんだとか。それが高山病の原因になります。頭痛は本当につらいですもんね。ご参考までに。

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