世界遺産に魅せられて旅した我が家の旅行記。世界七不思議といわれる遺跡は圧巻!

世界遺産を見に行こう!
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世界遺産を見に行こう!マチュピチュと恐怖のペルー大地震

■「ワイナピチュ・月の神殿」 2007年8月14日(火) ユカイ快晴 オリャンタイタンボ快晴

ペルーマチュピチュ旅行4日目。
今日はマチュピチュで自由行動。出発前に日本でプランを立てていた時は、インカ古道のトレッキングをしようと考えていたのですが、いざ目の前でワイナピチュを見たら「あの頂上に登ってみたい!」と冒険魂を抑えられず、現地のガイドさんを紹介してもらって行くことに決めました。毎年山から落下するという事故が起こっているため、旅行会社としてはあまりおすすめしていないみたいです。それに、ワイナピチュへの入山時間は7時から13時と決められており、1日400人という制限もあります。シーズンによっては大混雑しており、ワイナピチュに登るなら、マチュピチュで一泊して翌朝出発するのがベストです。

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↑マチュピチュ村の坂から出ているバスに乗って、マチュピチュへ向かいます。

私たちは、早朝5時30分にホテルを出発しました。バス停まで5分ほどの距離でしたが、着いてみてびっくり!すでに坂いっぱいに大行列ができ、みんなマチュピチュ行きのバスを待っているではないですか。全ての人がワイナピチュ登山ではないにしても、午後の集合時間のこともあるし、すぐに入山できなかったらどうしようと不安になりましたねぇ〜。何台かのバスをやり過ごし、ようやくマチュピチュ遺跡入り口に到着したのがちょうど6時、ガイドさん含め私たち4人は遺跡の中をダッシュで走り抜け、ワイナピチュ登山口まで駆けつけたのでありました。その間、およそ10分くらいの距離でしょうか。すごいでしょ。朝から必死です(笑)。でも、その時すでに登山口には150人ほど並んでいましたから!最初に入山できる200人の中にギリギリ滑り込むことができました。

この日も朝からたくさんの写真を撮っていたのですが・・・。
翌日発生したペルー大地震で緊急避難の最中、
デジカメを盗まれてしまいました。中のメモリーカードには、
ワイナピチュ頂上から眺めたマチュピチュの全景や
道のりの厳しさから足を運ぶ人はほとんどいないといわれる月の神殿など、
貴重な画像が350枚ほど入っていたのですが、
それらも一緒に失ってしまったことが本当に残念です。

とういうわけで、必死で登ったワイナピチュの様子や頂上からの絶景はご紹介できないのですが、ワイナピチュ頂上までの道のりは、まさに心臓破りの断崖絶壁!道なき道をひたすら登っていきます。軽装・ウォーキングシューズ・水3本は必須ですね。だからこそ、ワイナピチュの頂上に登った達成感は何とも表現し難いものがあり、しびれるような全身を貫く感動が味わえたのです。ワイナピチュ頂上は巨大な岩がボコボコと無造作に組まれており、そこに腰掛けたりして下を眺めることができます。でもね、周りには柵とか全く何にもありません。腰掛ける岩も斜めになっています。ワイナピチュに登る予定の皆さん、登頂後は叫んで小躍りしたくなる喜びを胸に抱きつつ、どうぞ慎重に・・・。

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↑インカ古道側から撮ってもらったマチュピチュとワイナピチュの全景。太陽の門までゆっくり進みながら、こちらも絶景を楽しんでこられたようです!ちなみに、マチュピチュは“老いた峰”、ワイナピチュは“若い峰”を意味します。

ワイナピチュ登頂を終えて、次に向かった先は月の神殿。垂直な下りを何度も経験し(途中、はしごも降りるのです!)、ようやく洞窟の内部に作られた遺跡を目の前にして、何とも厳かな気持ちになりました。葉っぱを使った当時の儀式も教わって、さあ戻ろうかと帰りの道を進んだものの、これがもう倒れそうな道のりでした。何度も呼吸困難になるかと思ったくらい!行きに垂直な下りがあったということは、帰りは垂直な上りがあるわけで・・・。負けるもんか!(何にだ?)と思いながら根性で進み、ワイナピチュ登山口へ戻ったのは11時30分頃。ガイドのトルゲさんにも、体力があると褒められましたから〜!ちなみに、ワイナピチュ登山口では、入り口の管理小屋で名前を書き、帰ってきたらまたサインをします。何でも、戻らない人をチェックするためなんだとか!それも納得できる話でありました。

その後、バスでマチュピチュ村まで戻り、トルゲさんの知り合いのお店を紹介してもらってお昼をいただいた後、無事ホテルに集合。そして、再度ビスタドーム号に乗ってクスコへ向かいました。白いお面をかぶって踊るファッションショーと車内販売が始まり、車内は不思議な雰囲気に。途中、クスコでは美しい夜景を見ることができました。撮影ポイントでは、もういいだろうと突っ込みたくなるくらい、列車は何度も折り返してくれて、それはもう親切でした(笑)。

ホテルにチェックイン後は、近くのペルー料理が並ぶビュッフェへ。おすすめは、食用ねずみとアルパカの料理!どちらも食べてみましたが、うーん・・・。味は特に気にならなかったけれど、お肉が硬かったかな。夕食はフォルクロレーショーを見ながら楽しんで・・・、なんて思っていたのですが、頭がズキズキと痛み出し、早々にホテルへ戻りました。


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